フィルターと除外を使用して類似性レポートを絞り込み、自身と無関係な一致のみを含めることができます。
フィルターや除外を適用すると、1つの一致に対してソースが重複している場合など、複数の要因によって全体的な類似率が変わる場合もあります。
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このガイドの内容は次のとおりです。
課題テンプレート
テンプレートの除外は、類似性レポートから個々の提出物に対してオフにすることができます。
- 問題の提出物に関する学生の類似性レポートを開きます。
- サイドバーから「フィルターと設定」オプションを選択します。
- 課題テンプレートの除外フィルターのチェックを外します。
- 「新規レポート」を選択します。
課題テンプレートフィルターオプションがない場合、課題設定で有効になっておらず、提出物に対して有効にすることはできません。
単語数または%による一致
小さな一致を課題レベルで除外する場合は、個々の提出レベルで変更できます。
「小さな一致を除外する(」では、提出物と共通点が少量のソースに対して一致を除外します。 例えば、合計20語未満の一致や、合計10%未満の一致を除外できます。
パーセンテージは、学生の提出物の総語数に基づいて決定されます。 例えば、学生の提出物が5,000語の場合、この設定を10%に設定すると、500語未満の一致するソースは除外されます。
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サイズに応じてテキストをレポートから除外するには、類似性ツールバーの赤いフィルターアイコンをクリックします。
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「フィルターと設定」のサイドパネルから、ラジオボックスとテキストボックスを使用して、表示中の提出物に適用する除外項目を決定します。 特定の文字数以下のソースや一定のパーセンテージ以下の文字を除外できます。例えば「10文字」でフィルタリングすると、10文字以下の一致した文字の累積文字数を含むソースがすべて除外されます。
- 右側のパネルの下部から変更を適用を選択して確認し、変更を課題に反映してレポートを再生成します。
引用と参考文献
類似性レポート内から引用テキスト、参考文献、参考資料などを除外し、レポートからこれらの一致を削除します。 これはスコアのパーセンテージに影響する可能性があり、より焦点を絞った評価を提供するのに役立ちます。 これらの除外項目がどのように機能するかについては、「除外項目とフィルターによるレポートの絞り込み方法」ガイドをご覧ください。
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引用テキストや参考資料をレポートから除外するには、類似ツールバーにある赤色のフィルター
アイコンを選択してください。
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フィルターと設定サイドパネルでチェックボックスにチェックを入れて、類似性レポートから参考文献と引用文を除外します。
- 右側パネルの下部にある変更を適用ボタンを選択し、提出物に変更が反映された上でレポートを確認、更新します。
ソース
一致一覧でソースを除外する
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一致の概要サイドパネルを使用してソースを除外するには、類似性ツールバーで赤色の類似性スコア値をクリックします。
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一致した箇所がすべて一致一覧サイドパネルに表示されます。
- 各一致箇所の詳細にアクセスしたりソースを除外するには、関連する類似性パーセンテージの右側にある矢印を選択します。
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一致内訳サイドパネルの下にある、「ソースを除外」ボタンをクリックします。
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チェックボックスを使用して、レポートから除外する各ソースを選択します。 「除外」ボタンをクリックすると、選択されたソースの数量が表示されます。
- 「除外」ボタンを選択して確認し、その提出物のレポートを再生成します。
すべてのソースでソースを除外する
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ソースを除外するには、サイドパネルの「すべてのソース」を使用して、リストアイコンを選択します。
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すべてのソースサイドバネルの下にある「ソースを除外」ボタンをクリックします。
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チェックボックスを使用して、レポートから除外する各ソースを選択します。 サイドパネルの下部にある「除外」ボタンは、除外対象である選択済みのソース数を表示します。
- 赤い「除外」ボタンを選択して確定します。 選択をクリアして戻るには、「キャンセル」を選択します。
除外されたソースの復元
学生が課題を再提出した場合、元の原稿との照合を防ぐため、元の課題は「除外されたソース」に表示されます。
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類似性レポートから除外されたソースを表示するには、類似性ツールバーにある赤い除外アイコンを選択します。
- レポートからソースを除外した場合は、サイドパネルの「除外ソース」にリストされます。 チェックボックスを使用して、復元するソースを選択します。 「復元」ボタンを選択して続行します。
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リスト内にある除外したソースをすべて復元するには、「すべてを復元」ボタンを選択します。
- 除外されたソースを復元せずに戻るには、サイドパネルの右上隅にある「X」を選択し、「除外されたソース」リストから離れます。
これらのソースが類似性スコアに反映されるのを確認するために、類似性レポートを更新する必要はありません。
類似性 - SimCheck
このガイドの内容は次のとおりです。
設定を変更すると、今後アップロードする文書の設定のみが変更されます。必要に応じて、以前にアップロードした文書を個別に調整する必要があります。
リポジトリを検索
類似性レポートに表示されないようにリポジトリ全体を除外できます。ユーザーが使用できるリポジトリは、組織の管理者によって決定されます。
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サイドバーから
「設定」を選択します。
- チェックボックスを使って、提出した文書が照合されないようにするリポジトリを選択します。
- 変更は自動的に適用されますが、「完了」ボタンを選択して確定し、サイドバーを閉じてください。
Turnitinのリポジトリ・オプションには以下が含まれます。
- インターネット: Turnitinの「Webクローラー」は、Webサイトを積極的にアーカイブし、700億以上の現在のページと削除されたページをデータベースに保持しています。
- 刊行物:Turnitinは、図書館のデータベース、教科書出版社、デジタル参考文献コレクション、購読ベースの出版物、宿題支援サイト、書籍から集めた1億7,000万本以上の記事の優れたコレクションを作成するために、主要なコンテンツ出版社と提携しています。
- CrossrefおよびCrossref投稿コンテンツ: Crossrefリポジトリは出版された学術論文のコレクションであり、Crossref投稿コンテンツは投稿はされたけれど、まだ出版はされていない学術論文のコレクションです。 いずれも、Crossrefとの独占提携により、提出物の検索が可能です。
- 提出済の執筆物: アカウントが設定されているリポジトリのいずれかに過去に提出された、すべての項目を表す包括的な用語です。 Turnitinアカウントでは、次のリポジトリを使用できます。
- プライベート機関リポジトリ
- プライベートグループリポジトリ(国、コンソーシアム、または特別に要求されたグループなど)
- グローバルリポジトリ
ハイライトされた一致箇所
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ハイライトされたテキストを選択し、パッセージの最初に表示される「テキストを除外」オプションを使用して、レポートのテキストから直接テキストを除外します。
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これにより、このテキストの除外理由を選択できるメニューが開きます。 フィードバックは類似性一致検出の精度向上に役立ちます。
利用可能なオプションから選択します。- 指示またはテンプレート文書: 類似性チェックで、所属先の教育機関で使用されているテンプレートが検出される場合や、 学生が誤ってエッセイの冒頭に指示を残したままにしている場合は、 このオプションを使用して、このテキストを除外します。 今後、Turnitinがこのタイプの一致を識別するのに役立ちます。
- 引用された文献: 学生は引用のつもりだったのに、類似性チェックで引用部分が検出される場合や、 引用符の使い方が間違っている場合は、 このオプションを使用して、参照や引用として除外する必要があると思われるコンテンツを除外します。 正しい引用の形式を学生に教えるのに良い練習となります。
- 有効な共同執筆: 類似性チェックで学生や研究者間の有効な共同執筆が検出された場合、このオプションを使用してこのテキストを除外します。
- 一般的な言い回し: 類似性レポートから除外するように設定した一致のサイズによっては、学術的な文章でよく使われる短い言い回しのテキストを拾ってしまう可能性があります。 このオプションを使用して、このテキストを除外します。
- その他: 選択できるオプション以外の理由でテキストを除外する場合は、「その他」を選んでテキストボックスを開きます。 ここに、テキストを除外する理由を入力できます。 この情報は、今後、Turnitinが類似性の一致を改善する際に役立ちます。
- 理由なしで除外
- また、ソースを選択して展開し、一致するテキストをレポ―トと並べて表示することもできます。
- ソーステキストの一番下までスクロールし、このテキストを除外を選択します。
- 上記と同じ除外オプションが表示されます。 テキストを除外する回答を選択します。 類似性スコアは、今行った除外を反映するように更新されます。
引用、参考文献、引用文献、少量の一致
内容の除外には、参考文献に一致する箇所や、作成者が引用符を使用した文書内の任意の場所を削除することが含まれます。
- サイドバーから「設定」
を選択します。
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チェックボックスを使用して、今後のすべての文書から除外する内容の種類を選択します。
- 参考文献:英語で書かれたレポートの場合、Turnitinの機械学習アルゴリズムは、レポートのどの要素を除外すべきかを理解し、ユーザーがレポートの特定の参考文献セクションを指定することなく、類似性レポートから動的に除外できます。英語以外の言語で書かれたレポートの場合、Turnitinは、参考文献がどこにあるかを判断するために、開始フレーズと終了フレーズを探します。
- 引用:Turnitinは、引用符の間のすべてのコンテンツを検索し、このテキストをレポートから除外します。 サポートされている引用符のリストについては、「除外項目とフィルターによるレポートの絞り込み方法」ガイドをご覧ください。
- 引用:Turnitinは機械学習を使用して、文書内のすべての行をチェックします。文中の引用であることがわかる内容が見つかった場合、その箇所は類似性レポートには含まれません。引用文の引用部分は、「引用符の除外」を使用して削除できます。
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小さな一致:Turnitinは、指定された単語数以下の一致をすべてフィルタリングします。
- 変更は自動的に適用されますが、「完了」ボタンを選択して確定し、サイドバーを閉じてください。
ソース
意図していなかったソースが類似性レポートに含まれている場合や、許容できると思われるソースがあり、全体的な類似性スコアに寄与させたくない場合があります。
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サイドバーから
「マイファイル」を選択します。
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閲覧する文書を含むファイル
を探し、そのタイトルを選択します。
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ソースサイドバーからソースビューを選択します。
- ソース概要:文書内で見つかった上位ソースの一覧。
- すべてのソース:文書内で一致したすべてのソースの一覧。
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除外するソースにカーソルを合わせるか、フォーカスします。 このソースを除外するには、取り消し線の付いた目のアイコンを選択します。
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この特定の情報源を除外する理由を記載するオプションが表示されます。
- 選択後、類似性スコアは該当する除外を反映するために更新されます。
1つのドメインまたはURLの異なる部分から複数のソースがある場合、それぞれ異なる扱いになります。 Webサイトまたはサブドメインの特定のページを除外すると、そのレベルのドメインからのみ一致が削除されます。 例えば、1つの提出物が1つのWebサイト(britannica.comやreuters.comなど)の複数の記事に一致することがあります。
新しく強化された類似性レポートを使用していますか? ガイダンスは、「新しく強化された類似性レポートにおける除外とフィルターの管理」をご覧ください。