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Moodle Direct V2からLTI 1.3への移行に関するFeedback Studio管理者向けの推奨事項

このガイドの内容は次のとおりです。

  1. ステージ1: 検証
  2. ステージ2: テスト
  3. ステージ3: 準備
  4. ステージ4: 利害関係者の調整
  5. ステージ5: デプロイ

Turnitin管理者として、当社はMoodle Direct V2プラグインからLTI 1.3統合に移行するためのベストプラクティスに関して、今後1年間、定期的に連絡をいたします。 説明を続ける前に、Moodle for Feedback StudioのユーザーがサポートされているTurnitin統合機能は、4つあります。 剽窃検出プラグイン、Direct V2プラグイン、LTI 1.1、LTI 1.3です。 Feedback Studioを使用しているMoodleのお客様に提供している統合機能の比較表をご覧ください。 お使いのMoodle環境では、複数の統合が有効になっている場合があります。 どの統合が有効になっているかを確認するには、Moodle管理者に問い合わせてください。

Moodle Direct V2プラグインを有効にしている場合、業界標準はLTI 1.3に移行しつつあるため、所属機関のIT部門には早急にLTI 1.3標準に移行することをお勧めします。 これらの移行推奨事項および今後の連絡事項は、Moodle Direct V2プラグインをLTI 1.3にアップグレードする場合のみに適用され、その他の統合には適用されないことにご注意ください。

Moodle Direct V2プラグインからLTI 1.3への移行に関して、考慮事項がいくつかあります。 特に重要なポイントは、サポート終了日がまだ発表されていないため、各機関で内部のレビュー要件や学期に合わせて最適なタイムラインを個別に作成できるということです。

所属機関で万全の体制を整えて、移行時に予想される変化に対応できるようにご協力ください。 以下のページでは、ベストプラクティスを概説し、機関で変更を行う際に必要となる内部の会話(テスト、ロールアウト、サポートの提供など)に役立つサポートドキュメントを提供します。

この変更に関しては、変更の技術的な部分に関する側面とポリシーに関する側面の両方を考慮する必要があります。

推奨されるワークフローの例を次に示します。

ステージ1: 検証

サイバーセキュリティ部門やIT部門が、本番環境にLTI 1.3を導入する前、または利害関係者と協議する前やその他の作業を行う前に、LTI 1.3の統合を検証したいと考えている場合があります。

そのため、サイバーセキュリティ部門やIT部門の担当者に連絡し、検証プロセスに必要な情報や時間(テスト環境またはステージング環境での初期テストや本番環境へのデプロイに影響するため)を確認しなければならないことがあります。 サイバーセキュリティ部門やIT部門で必要となる可能性があるTurnitinのドキュメント:

ステージ2: テスト

Moodle管理者でない場合は、統合の検証が完了したら(必要に応じて)、サポートスタッフに連絡し、テスト環境またはステージング環境(該当する場合)におけるLTI 1.3統合の設定とテストについて話し合うことをお勧めします。 複数の管理者がいる場合は、この件について他の管理者とも話し合うようにしてください。 このような話し合いやテスト自体を円滑に進めるために、以下を実践することをお勧めします。

  1. テスト環境またはステージング環境、本番環境で同じTurnitinアカウントIDを使用することはお勧めしません。turnitin.com(またはturnitinuk.com)にログインし、LTI 1.3統合用に2つの新しいサブアカウントを設定することをお勧めします。
  2. テスト用には、お使いのテスト環境またはステージング環境で、Moodle LTI 1.3におけるFeedback Studioの設定に関するガイダンスをご覧いただき、LTI 1.3統合を完了してください。 正しいTurnitinサブアカウントにリンクしていることをご確認ください。
  3. LTI 1.3課題を作成します。 インストラクタが担当のクラスで実際に使用するワークフローに基づいて作成してください。 また、部門またはインストラクタに確認し、特別なユースケース(および独自のワークフロー)がある場合は、それもテストしておくようにしてください。
  4. 学生として課題を提出します(学生ロールを使用して提出できます)。
  5. 本番環境にLTI 1.3統合をインストールする準備ができた場合、同じMoodle LTI 1.3設定のガイダンスに従い、正しいTurnitinサブアカウントにリンクしていることをご確認ください。
  6. 過去のDirect V2プラグインの課題は、Turnitin Assignment Copyツールを使用して、将来のコースで使用するために「変換」することができます。 Direct V2プラグイン課題がLTI 1.3課題に変換されると、インストラクタはLMSコースのコピーを推奨を使用するか、今後のコースでTurnitin Assignment Copyツールの使用を継続するかを選択できます。
  7. 所属機関が、移行と同時にDirect V2プラグインとLTI 1.3の統合を実行するよう希望する場合があります。 LTI 1.3統合に完全に移行する準備ができたら、必ずMoodle環境からDirect V2プラグインをアンインストールしてください。 今後、過去のDirect V2プラグインの課題にアクセスするには、Paper Lookupツールを使用します(2024年第1四半期にリリース予定)。

また、テストを支援するために、次のドキュメントが役立つ場合があります。

ステージ3: 準備

Turnitinにはサポートドキュメントが用意されていますが、所属機関で独自のサポートドキュメントを用意したいと考える場合があります。 サポートドキュメントの作成を検討する場合は、トレーニングスタッフやインストラクショナルデザイナーと協力することをお勧めします。 以下で、ガイダンスとして利用できる、ヘルプページへのクイックリンクをいくつかご紹介します。

ステージ4: 利害関係者の調整

すべての技術テストとドキュメント作成が完了したら、Moodle環境でいつLTI 1.3を実装し、Direct V2プラグインの使用を停止するかについて、 以下のような各利害関係者と話し合ってください。

  • 部門長

  • ライティングセンター部門/スタッフ

  • インストラクショナルデザイン部門/スタッフ

  • アカデミックインテグリティ部門/スタッフ

  • 学生サポート部門/スタッフ

  • 教員会議メンバー

  • 図書館スタッフ

  • その他

または、所属機関のポリシーと手順によっては、検証およびテストと同時にこのステップを開始できる場合があります。

利害関係者の期待を維持することが重要です。 提供される管理者向け移行FAQには、ユーザーに直接関係する可能性があるすべての機能の改善と停止がリストされています。 このドキュメントは、利害関係者の期待を維持し、利害関係者との話し合いで取り上げられる可能性のある以下の質問に対して回答を提供する上で非常に役立ちます。 また、この変更により、インストラクタはAssignment Copyツールを使用して、Direct V2プラグインの課題を LTI 1.3 の課題に「変換」する必要があることを理解して通知してください。

ディスカッションには次のような質問を取り入れてください。

  • 年度内で、変更を行うのに最適な時期はいつですか?
  • 変更について、インストラクタ、インストラクショナルデザイナー、サポートスタッフにどのように伝えるとよいですか?
  • 今回の移行で学生のワークフローが変わることはありませんが、学生に移行について連絡する必要がありますか?
  • 過去のコースの課題はどうなりますか? Moodleから引き続きアクセスできますか?
  • 記録の保持についてはどうですか? データが失われることはありますか?
  • 今回の移行により、インストラクタ/スタッフにどのような作業負担が増えますか?またそれをどのようにサポートすればよいですか?
  • ユーザーからのフィードバックを得るためにQ&Aセッションを行う必要がありますか?
  • 変更前に、学生とインストラクタのためにどのようなリソースを準備する必要がありますか?

ステージ5: デプロイ

今回の移行を支援するために、Turnitinは以下のような包括的なリソースリストを提供します。

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