このガイドの内容は次のとおりです。
Turnitinは、Canvas LTI 1.3、剽窃フレームワーク、またはその両方に同時に設定することができます。 どちらが適切であるか判断するには、Canvasの統合比較表をご覧ください。
始める前に
このガイダンスは、Turnitin Feedback Studio、OC、OC+のライセンスを持っている管理者向けです。
turnitin.comまたはturnitinuk.com経由でTurnitinにアクセスする場合は、このガイダンスをご覧ください。
機関固有のURL(例:https://universityofturnitin.turnitin.com)を介してTurnitinにアクセスする場合は、「Originality、Similarity、SimCheckユーザー向けのCanvas設定ガイダンス」を確認してください。
External Tool(LTI)としてFeedback Studioを使用している場合、剽窃フレームワークとの統合では評価とフィードバックはサポートされませんのでご注意ください。
剽窃フレームワークの統合を登録した後にCanvas環境のURLを変更した場合、Canvasで自動的に以前のURLから新しいURLへのドメインリダイレクトが設定された場合は、統合が中断されます。 詳細については、Canvasのサポートにお問い合わせください。
所属機関のTurnitin管理者とCanvas管理者が同一人物でない場合、このサブアカウントを特定のクラスまたはサンドボックスに正常に統合するには、両方の管理者の協力が必要です。
サブアカウントを作成
- 所属先の教育機関のturnitin.comまたはturnitinuk.comアカウントに管理者としてログインします。
- トップレベルアカウントの新規アカウントアイコン
を選択します。
- 「アカウントの追加」ページで、アカウント名を入力します。
- ページの一番下までスクロールし、「送信」を選択します。
- 管理者ホームページから編集
アイコンを選択し、「アカウント設定を編集」を選択します。
- 「これらの機能を許可する」まで下にスクロールします。 オンライン評価(Online Grading)、PeerMark、グレードブック(Gradebook)、ディスカッションボード(Discussion boards)、匿名採点(Anonymous Marking)にチェックが入っている場合は外してください。 アカウントでTranslated Matchingを有効にしたい場合は、「これらの機能を許可する」リストからTranslated Matchingも選択してください。 それ以外は、このリストから何も選択しません。
剽窃フレームワークでTurnitinを外部ツール(LTI)として使用しており、External Toolで匿名採点を有効にしている場合、「機能」で剽窃フレームワークも有効になっているため、サブアカウントレベルで個別にオフにすることはできません。
Canvasを使用してSpeedgraderで提出課題を匿名で採点している場合、Feedback Studioは、Turnitin.com経由の機能で匿名採点が有効になっていれば、レポートも匿名で表示されます。
Canvasでフレームワークを設定する
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管理者として Canvas にログインします。
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Canvas 内の任意のページの横から、「管理者」タブを選択します。
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フレームワークで構成するアカウントを選択します。
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左側のナビゲーションから「設定」を選択します。
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ページ上部の「アプリ」タブを選択します。
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「アプリの構成を表示」ボタンを選択します。
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「+アプリ」ボタンを選択して、「アプリの追加」ポップアップボックスを開きます。
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構成の種類を「LTI 2登録URL」に変更します。
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お住まいの地域に応じて、以下の登録URLのいずれかを入力してください。
テスト利用で当社のサンドボックス環境の使用がTurnitinで許可されている場合は、別の登録URLを使用する必要があります。
https://sandbox.turnitin.com/api/lti/2p0/register
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「登録ツールの起動」ボタンを選択します。
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Turnitin管理者アカウントに関連付けられているメールアドレスとパスワードを入力します。
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「ログイン」を選択します。
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CanvasにリンクするTurnitinアカウントを選択します(これは作成したばかりのサブアカウントである必要があります)。
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「次へ」を選択します。
続行する前に、すべての詳細が正しいことを再確認してください。 「確認」ボタンを選択すると、編集ができなくなります。
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「確認」ボタンを選択して、構成を完了します。
- Turnitinを使用するには、アプリを有効にする必要があります。「有効化」を選択して続行します。
アプリを無効にする必要がある場合は、歯車アイコン、「編集」、「無効化」の順に選択します。
TurnitinによるCanvasデータの使用
Canvasフレームワーク統合の一環として、TurnitinはCanvasから一部の個人を特定できる情報を要求します。 これには以下が含まれます。
- コースID
- コースタイトル
- ユーザーロール
- ユーザーのメールアドレス
- ユーザーの姓
- ユーザーの名
- ユーザーのフルネーム
- ユーザーのCanvas ID
データは、Turnitin剽窃レビューの設定(Configure Turnitin Plagiarism Review)の横にある黒い三角矢印▼を選択することでも確認できます。
外部ツールとしてTurnitinを使用し、Canvasの同じインスタンスで剽窃フレームワークを使用する場合、学生が複数回カウントされ、アクティブな学生数が不自然に増加する可能性があります。
例えば、ある学科でCanvas LTIを使用しているインストラクタがいて、別の学科でCanvas剽窃フレームワークを使用しているインストラクタがいるとします。どちらも同じ学生の集団を対象としている場合は、それらの学生は2回カウントされる可能性があります。 所属先の教育機関がこのようなケースに該当し、学生の限度数に達している場合は、適切な対応が必要になりますのでアカウント担当者にお知らせください。