このガイドの内容は次のとおりです。
この統合を完了するには、D2Lの管理者とTurnitinの管理者の両方が必要です。 それぞれの管理者が異なる場合、統合がうまくいくように共同で作業する必要があります。
TurnitinでLTI統合を設定する
D2LでのLTI 1.3の登録には、いくつかのステップを順番に踏む必要があります。 この手順では、Turnitinの情報をD2L Brightspaceに入力し、TurnitinのいくつかのフィールドにD2L Brightspaceの情報を入力する必要があります。
- グローバル機関に所属している場合は、turnitin.comからTurnitinアカウントにログインしてください。 または、英国の教育機関に所属している場合は、turnitinuk.comにログインしてください。
- 画面上部のドロップダウンメニューから、管理者ビューが有効になっていることを確認します。 「インストラクタ」または「学生」が選択されている場合は、「管理者」に変更してください。
- 管理者ホームページの「統合」欄に「未設定」または「設定済み」ボタンが表示されます。
- 統合がすでに設定されている場合は、「設定済み」ボタンを選択し、手順4に進みます。
- 統合が設定されていない場合は、「未設定」ボタンを選択し、手順4に進みます。
- 統合がすでに設定されている場合は、「設定済み」ボタンを選択し、手順4に進みます。
- 「LTI 1.3」ボタンを選択し、設定ページを開きます。
未設定の統合は、ステータスボタンが点灯していません。 黄色のステータスボタンは、統合が部分的に構成されていることを示します。 緑色のステータスボタンは、統合が完全に構成されていることを示します。
設定を完了しても、統合の設定画面上のLTI設定の点灯では、有効になっていないとう表示になります。 しかし、統合ダッシュボードをクリックすると、LTI 1.3オプションが緑色に点灯します。
- 「使用開始」ボタンを選択し、設定ページを開きます。
- すでに登録済みの場合は、登録ダッシュボードから「新規登録を作成」ボタンを選択します。
- すでに登録済みの場合は、登録ダッシュボードから「新規登録を作成」ボタンを選択します。
- ドロップダウンからBrightspaceを選択します。
- 登録に名前を付けます。
- D2L Brightspaceにコピー&ペーストする必要のある情報は、Turnitin Feedback Studioセクションに自動入力されます。 コピーの正確性を確実にするために、該当フィールドの「コピー」ボタンを使用してください。
- Turnitinのタブを開いたまま、新しいウィンドウまたはタブを開き、管理者としてBrightspaceにログインします。
- 歯車のアイコンを選択し、「拡張性の管理(Manage Extensibility)」リンクを選択します。
- 「LTI Advantage」タブを選択し、「ツールの登録(Register Tool)」ボタンを選択します。
- 「標準登録」を選択し、有効になっていることを確認します。
- ツール登録にタイトルを付けます。 後のステップで思い出す必要があるため、識別できるものをお勧めします。 説明フィールドは省略可能です。
- 各フィールドの「コピー」ボタンを使用し、Brightspace内のフィールドに直接コピーします。 ドメイン、リダイレクトURL、OpenID ConnectログインURL、キーセットURL、ターゲットリンクURI。 これらのフィールドは、まだ開いているTurnitinタブにそのまま反映されます。
- 「拡張機能」セクションで、「課題とグレードサービス」、「ディープリンク」、「名前とロールのプロビジョニングサービス」、「提出物のレビュー」のチェックボックスを選択します。
- 「教育機関でのロールを送信(Send Institution Role)」チェックボックスが選択されていることを確認し、「登録」ボタンを使用してBrightspaceへの登録を完了します。
- 画面にモーダルが表示されます。 情報の一部を「Turnitin」タブに移す必要があるので、まだ閉じないでください。
- 「Brightspace登録の詳細(Brightspace Registration Details)」を使用して、「Turnitin」タブの「学習管理システムの詳細(LMS Details)」セクションのミラーフィールドに記入します (クライアントID、BrightspaceキーセットURL、OpenID Connect認証エンドポイント、発行者の各フィールド)。
- すべてのフィールドが正しく入力されていることを再確認し、「保存」ボタンを使用して、この段階の登録を完了します。
- 順調に進むと、「設定はほぼ完了です」というメッセージが表示されます。 登録を完了するには、データベースに登録を初期化するためのダミー課題を作成する必要があります。
登録を展開する
- 登録用のデプロイメントページに移動します。
- デプロイメントページは、「拡張性の管理(Manage Extensibility)」の画面から「デプロイメントの表示(View Deployments)」リンクを選択することで、登録の初期設定の最後にアクセスできます。
- または、「拡張性の管理(Manage Extensibility)」画面を開き、最近設定した登録を選択することもできます。 「デプロイメントのビュー(View Deployments)」リンクは編集ページの下部にあります。
- デプロイメントページは、「拡張性の管理(Manage Extensibility)」の画面から「デプロイメントの表示(View Deployments)」リンクを選択することで、登録の初期設定の最後にアクセスできます。
- 「新しいデプロイメント(New Deployment)」ボタンを選択します。
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デプロイツールで、以前に設定した統合をツールドロップダウンから選択します。
LTI 1.1からLTI 1.3に移行する場合は、必ず「リンクの自動移行(Auto Migrate Links)」トグルを選択してください。
- ここでも、ツールに名前をつけます。 名前は、設定時と同じものにすることも、新しくつけることもできます。 すべての拡張機能のチェックボックスにチェックが入っていることを確認してください。
- 「セキュリティ設定」セクションで、「匿名」以外のすべてのチェックボックスを選択します。
- 「設定(Configuration Settings)」セクションで、「LTIで作成された評価は最終評価に含まれる」の横にあるボックスを必ずチェックしてください。
- ツールを使用する組織単位と、その子(Descendants)を追加します。
登録をリンクする
- デプロイメントのリンクページに移動します。
- 前のステップと同じ画面で、「リンクを表示(View Links)」という名前のリンクを選択します。
- または、「拡張性の管理(Manage Extensibility)」>「LTI Advantage」>「お使いのツール(Your Tool)」>「デプロイメントの表示(View Deployments)」>「デプロイメント(Your Deployment)」>「リンクの表示(View Links)」に移動し、「新しいリンク」ボタンを選択します。
- リンクに名前をつけます。 この名前は、インストラクタがLTIを開と表示されます。
- 以下の該当するURLをコピーし、D2L BrightspaceのURLフィールドに貼り付けます。
- 米国にお住まいの場合: https://api.turnitin.com/api/lti/1p3/launch
- 英国にお住まいの場合: https://api.turnitinuk.com/api/lti/1p3/launch
- 「タイプ」ドロップダウンを「ディープリンクのクイックリンク(Deep Linking QuickLink)」に変更します。
- (オプション)Turnitinが読み込むiFrameの高さと幅を設定できます。デフォルト値のままにしておくことをお勧めします。
- 起動のリンクを完了するには、「保存して閉じる」ボタンを使用します。
仮の課題を作成する
- Turnitinを追加したいコースに移動します。
- 「コンテンツ」タブを開きます。
- 「既存のアクティビティを追加(Add Existing Activities)」ボタンから登録を選択します。
- 新しいウィンドウに、アカウントをTurnitinに接続するオプションが表示されます。 turnitin.com経由でTurnitinを使用している場合は「Global」を、turnitinuk.com経由でTurnitinを使用している場合は「UK」を選択してください。
- 登録用に作成した、Turnitinアカウントとして使用したユーザー名とパスワードを入力します。 これは、正規の登録であることを最初に認証するために必要です。
- ラジオボタンを使用して、この登録に関連するアカウントを選択します。 「次へ」ボタンで次に進みます。
LTI 1.1からLTI 1.3に移行する場合、LTI 1.1統合に使用したアカウントと同じアカウントにリンクすることをお勧めします。
- 確認画面で内容を確認します。 すべてが正しく表示されたら、「確認して完了する」ボタンを選択してセットアップを完了します。
- 「アクティビティの追加」モーダルを閉じます。
- ステップ3を繰り返し、「既存のアクティビティを追加(Add Existing Activities)」ボタンから登録を選択します。
- Turnitinは、登録認証で使用したモーダルと同じモーダルで起動します。
- ダミー課題のタイトルを追加し、日付を設定して、「提出」ボタンを使用してダミー課題の作成を完了します。
- これでダミー課題を削除できます。 登録が初期化されました。
LTI 1.1からLTI 1.3への移行を完了した場合、「外部学習ツール」>「ツールリンクの管理(レガシー)」に進み、LTI 1.1ツールリンクを削除して、新しいLTI 1.1課題を作成できないようにします。ツールは利用可能な状態にして、ユーザーが以前のLTI 1.1課題にアクセスできるようにします。
この統合プロセスは、LTI 1.3を使用できるようにするために、アカウント管理者が1回だけ行う必要があります。 インストラクタまたは学生にはこのプロンプトは表示されません。
学生情報システム(SIS)によって、LMSコースに対する学生の登録が変更され、学生が削除または無効化された場合、その学生はTurnitinの課題からも削除される可能性があります。 SISとTurnitinの連携方法について懸念がある場合は、LTIツールとの詳細の共有方法について、LMSプロバイダーにご相談ください。