Turnitin Draft Coachを使用すると、課題の下書き作成から完成までの過程でスムーズに作業を進めることができます。 類似性、引用、文法のチェックツールを活用しながら課題を作成しましょう。
まずは文書にDraft Coachを追加します。
文書にDraft Coachアドオンがすでに追加されている場合は、 早速使用してみましょう。
類似性チェック|引用チェック|文法ガイド|完全なレポートを表示
Microsoft Word OnlineにTurnitin Draft Coachを追加する
学校でTurnitin Draft Coachの設定が完了したら、オンラインのWord文書に適用して、課題の下書きの完成に活用することができます。
最初にTurnitin Draft Coachアドインのインストールが必要になる場合がありますが、この作業を行うのは1回だけです。 それ以降の下書き作成については、2番目の手順に進みます。
Turnitin Draft Coachは、デスクトップ版のMicrosoft Wordには追加できません。
初めてTurnitin Draft Coachアドインを追加する場合:
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オンラインのMicrosoft Wordの課題を開きます。
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「挿入」、「アドイン」の順に選択します。
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Officeアドインモードから、「管理者が管理(Admin Managed)」を選択し、「Turnitin Draft Coach」を選択します。
アドインが表示されない場合は、ページを更新して再度お試しください。 ページを更新しても表示されない場合は、所属機関でTurnitin Draft Coachが設定されていない可能性があります。 インストラクタに連絡してアドバイスを受けてください。
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Turnitin Draft Coachパネルが文書の右側に表示されます。
パネルが表示されず、代わりにエラーメッセージが表示される場合は、ブラウザの設定でポップアップが有効になっていることを確認して、再度お試しください。
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Turnitin Draft Coachを使用できるようになりました。 開始するには、「今すぐフィードバックを取得(Get Feedback Now)」を選択します。
Turnitin Draft Coachを次の文書に追加する場合:
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オンラインのMicrosoft Word文書を開きます。
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メニューバーで「ホーム」が選択されていることを確認し、「Turnitin」を選択します。 これで、メニューバーの下にDraft Coachがオプションとして表示されます。
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「Draft Coach」を選択します。 Turnitin Draft Coachパネルが文書の右側に表示されます。
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Turnitin Draft Coachを使用できるようになりました。
類似性チェック
課題の下書き作成中に、合計3回の類似性チェックを実行できます。 類似性チェックを戦略的に活用することによって、レポートの品質を最大限に向上させることができます。
課題を開始する前に、レポートの使用計画を立ててください。
類似性チェックを行うタイミングを決定する際は、課題の長さと参照する資料の量を考慮してください。
チェックは、一度にすべて使用しないようにしてください。 下書きを繰り返し訂正して文章や引用を改善できるように、チェックは分散して実行してください。
類似性チェックを実行するには、以下の操作を行います。
文書にDraft Coachを追加します。
パネル上部の「類似性」タブを選択するか、パネル中央の「類似性チェック」カードを選択します。
「類似性チェックを実行(Run Similarity Check)」を選択します。
残りのチェック実行回数が表示されます。 チェックを続行する場合は「確認」を選択し、課題の作成を続行する場合は「キャンセル」を選択します。
類似性チェックの実行中は、テキストを変更しないでください。 テキストはレポートの生成後、すぐに変更できます。
下書きの結果に一致が表示されても、心配しないでください。 適切に参照されたレポートでは、一部が一致するのは当然のことで、必ずしも剽窃を意味するわけではありません。 類似性チェックの結果について詳しくは、こちらをご覧ください。
課題を変更し、新しいレポートを実行したい場合は、「新しい類似性チェックを実行(Run New Similarity Check)」を選択します。 Draft Coachでは、使用可能な残りのチェック実行回数が表示されます。
類似性チェックを実行しても、課題はデータベースに追加されないため、課題の最終版が他の文献と照合することはありません。
サイドパネルの下部にある「完全なレポートを表示(View Full Report)」を選択すると、類似性レポートのインタラクティブバージョンを表示できます。
引用チェック
課題の下書き中に、必要に応じて何度でも引用チェックを実行できます。 課題を完成してから修正の提案を一括で確認して適用することも、下書きプロセスの途中で段階的にチェックを実行して修正を行うことも可能です。
引用チェックを実行するには、以下の操作を行います。
文書にDraft Coachを追加します。
パネルの上部の「引用」タブを選択するか、パネル中央の「引用チェック」カードを選択します。
「引用チェックを実行(Run Citations Check)」を選択します。
これで引用レポートが作成されます。 引用チェックの結果について詳しくは、こちらをご覧ください。
課題を変更し、新しいレポートを実行したい場合は、「新しい引用チェックを実行(Run New Citations Check)」を選択します。
文法ガイド
課題の下書き中に、必要に応じて何度でも文法ガイドチェックを実行できます。 課題を完成してから修正の提案を一括で確認して適用することも、下書きプロセスの途中で段階的にチェックを実行して修正を行うことも可能です。
文法ガイドでは、米国英語の文法ルールを使用して下書きをチェックします。
文法ガイドを実行するには、以下の操作を行います。
文書にDraft Coachを追加します。
パネル上部の「文法」タブ、またはパネル中央の「文法ガイド」カードを選択します。
「文法チェックを実行(Run Grammar Check)」を選択します。
これで、文法ガイドにアクセスできるようになります。 文法ガイドの結果について詳しくは、こちらをご覧ください。
課題を変更し、新しいレポートを実行したい場合は、「文法チェックを実行(Run Grammar Check)」を選択します。
非常に長い文書の場合、文法ガイドは最初の100,000文字についてのみレポートを作成します。 文書がこの長さを超えており、文法ガイドを最大限に活用したい場合は、下書きを複数の文書に分割することをお勧めします。
完全なレポートを表示
類似性チェックを1回以上実行すると、完全なレポートを表示するためのオプションが提供されます。 Draft Coachの類似性レポートの下部で「完全なレポートを表示(View Full Report)」ボタンを選択すると、下書きが新しいウィンドウで表示されます。 ここでは、次の操作を実行できます。
ソースの概要とすべてのソースのリストを切り替えます。
違いは何でしょうか? ソースの概要では、一致するソースのみがリストに表示され、重複する一致は表示されません。 これは、Draft Coach内で表示されるビューと同じです。 すべてのソースでは、下書きで見つかったすべての一致がリスト表示されます。
検索リポジトリを一時的に除外します。
インターネット上の情報、出版物、世界中の他の学生が提出した課題のいずれかで見つかった一致を表示しないようにするには、設定の歯車アイコンを選択します。 これらの除外は保存されず、Draft Coachに反映されることもありません。
ドラフトに対する一致を一時的に除外します。
参考文献、引用、引用文献、または小さな一致で見つかった一致を除外するには、設定の歯車アイコンを選択します。 これらの除外は保存されず、Draft Coachに反映されることもありません。
類似性レポートをダウンロードまたは印刷します。
このレポートビューで行われた一時的な除外は、ダウンロードに反映されません。
「完全なレポートを表示(View Full Report)」を選択すると、下書きがテキストのみの形式で表示されます。 箇条書きなどの書式設定や画像は表示されません。 作業中の下書きには影響しないので、ご安心ください。