このガイドでは、Authorship for Investigatorsについて知っておくべき重要な情報を取り上げ、教育機関でAuthorship for Investigatorsを利用開始する際に役立つ情報を提供します。各章の横には、関連役割が記載されていて、関連性の高いセクションに移動する際に便利です。
グループ演習
このガイドには、あなたや同僚が挑戦できるグループ演習が掲載されています。 これらの演習を通じて、所属先の教育機関でのAuthorshipの使用方法への理解が深まり、レポート代行などの不正行為やその他の学術的不正行為に対処する上で役立つと確信しています。
レポート代行とは?
レポート代行は、個人が雇った第三者に学術的な作業を代行させ、その成果物を自身のオリジナルの成果物として提出する行為です。これは、エッセイのトピックに対して既成の回答を購入することから、個々の課題に合わせて第三者が執筆代行する行為まで多岐にわたります。
Authorship for Investigators の使用に適した環境
Authorship for Investigatorsは、アカデミック・インテグリティの担当者、学生指導の管理担当者、学術的不正行為の重大なケースに対する追加調査を行う担当者などに教育機関全体のダッシュボードと証拠収集レポートを提供することで、レポート代行行為の増加に対処するツールを提供しています。
Authorship for Investigatorsは、レポート代行行為を特定することはできないという点に注意が必要です。立証基準に基づいてレポート代行行為が発生したかどうかを判断するには、人間の判断が必要です。
Authorship for Investigators は、重大な学術不正行為の調査に多大な時間を費やす担当者の作業の大部分をを自動化します。調査用のドキュメントの収集、文書のメタデータの収集、不正調査レポートの作成などの単調な作業が合理化されます。
加えて、Authorship for Investigators なら、過去の学生の論文レポート執筆に関する新しい証拠を提供し、不正行為の容疑立証に使用できます。この証拠は、オーサーシップレポートに記載されます。レポート生成方法は、比較対象を手動でアップロードするか、TurnitinレポートIDを入力して、比較対象となる学生の過去のレポートのリストから選択します。
管理者として所属機関を設定する
お使いのアカウントがプロビジョニングされると、ご自身で指定したアカウント管理者の電子メールアドレスにアクティベーションメールが送信されます。 この電子メールに従って、ユーザー名とパスワードを作成してください。 これらの認証情報を使用して、記載されているURLからTurnitinアカウントにログインすることができます。 今後は、このURLからTurnitinアカウントでAuthorship for Investigators機能にアクセスします。これは、所属機関に固有のものです。
所属する教育機関のURLをブックマークしておくと、簡単にアクセスできます。
MoodleやMicrosoft TeamsなどのLearning Management System(LMS)を使用している場合でも、このTurnitinのURLからAuthorship for Investigatorsにアクセスできます。 LMSからAuthorship for Investigatorの機能にアクセスすることはできません。