このガイドの内容は次のとおりです。
新しい一致グループ機能を利用すると、Turnitinがテキスト内の引用や引用符を検出したかどうかに基づいて、類似性レポート内の一致箇所を分類できます。
Turnitinは、機械学習テクノロジーを活用して、一致したテキストに関連する引用や引用符を認識します。 認識されたこれらの属性に基づいて、類似性レポートでは、著者が適切な出典を含めようとした一致と、出典を含めずに単にテキストをコピーしたと思われる一致を簡単に認識できます。
一致グループの目的は、誠実性を確認し、学びの機会を提供し、適切に含まれているソーステキストを区別することです。 本文中に引用や引用符を含める方法は無限にあるため、類似性レポートで常に正確な情報を確認できるとは限りません。 この記事では、一致グループの仕組みと、この機能に関するフィードバックの提供方法について説明します。
引用検出の仕組み
一致グループの基盤となるテクノロジーは英語のコンテンツでトレーニングされており、この機能は現在、英語の提出物でのみ利用可能です。 引用認識モデルは、APA、MLA、Turabian、IEEEの番号付き引用や参照など、 特定の形式の引用に基づいてトレーニングされています。 一致に引用が含まれていても、これらの形式のいずれにも該当しない場合、レポートで引用として認識されるかもしれませんが、その可能性は低くなります。 引用と一致したテキストが非常に離れた場所にある場合、引用が認識されないことがあります。
本文中の引用が認識されない場合、その一致は「引用なし」や「引用または引用符なし」に分類されます(引用符が検出されたかどうかによって異なります)。
引用符検出の仕組み
引用符は、以下のいずれかの形式で認識されます。
- "..."
- ‘...’
- «...»
- »...«
- „…“
- 『...』
- 「...」
引用符は、テキストとスペースで区切られている場合は認識されません(例:“ this improperly quoted text”)。
引用符が認識されない場合、その一致は「引用なし」や「引用または引用符なし」に分類されます(本文中の引用が検出されたかどうかによって異なります)。