このガイドの内容は次のとおりです。
使用中のLTI統合をMoodleに変換する
MoodleでのLTI 1.3の登録プロセスでは、いくつかの手順を順番に行う必要があります。 この手順では、ご自身でTurnitinからMoodleに情報を入力し、TurnitinのいくつかのフィールドにMoodleから情報を入力する必要があります。
- Moodleにログインし、管理者ダッシュボードから、「サイト管理」、「プラグイン」、「アクティビティモジュール」、「アクティビティの管理」、「External Tool」、「External Toolの管理」の順に移動します。 次に、歯車アイコンを選択して、既存のLTI 1.1統合を開きます。
- ドロップダウンから、「LTIバージョン」とオプションで「ツール名」を「LTI 1.3」に変更します。
- Moodleタブを開いたまま、turnitin.com(グローバルな教育機関の場合)またはturnitinuk.com(英国の教育機関の場合)へのログインをTurnitin管理者に依頼します。
- 画面上部のドロップダウンメニューから、管理者ビューが有効になっていることを確認します。 「インストラクタ」または「学生」が選択されている場合は、「管理者」に変更します。
- LTI 1.1 統合に関連付けられているアカウントを見つけて、「設定済み」ボタンを選択します。
- 「LTI 1.3」ボタンを選択し、設定ページを開きます。
- 開始するには、「開始」ボタンを選択します。
- ドロップダウンから「Moodle」を選択します。
- 登録に名前を付けます。
- Moodleにコピーして貼り付ける必要のある情報は、Turnitin Feedback Studioセクションに自動入力されます。 コピーの正確性を確実にするために、該当フィールドの「コピー」ボタンを使用してください。
- 「公開キーセット」、「ログイン開始URL」、「リダイレクトURI」をコピーし、Moodleの対応するフィールドに貼り付けます。
- 下にスクロールして、「ツール設定用途」を「設定済みツールとしてアクティビティ選択肢に表示する(Show in activity chooser and as a preconfigured tool)」に設定します。
- デフォルトの起動コンテナには、「ブロックなしの埋め込み」を選択します。
- 「ディープリンク(コンテンツアイテムメッセージ)をサポートする」チェックボックスをオンにします。
Moodle 3.9を使用する場合、このオプションは「コンテンツアイテムメッセージ」というラベルの付いたチェックボックスになります。
- 「さらに表示」を開き、https://www.turnitin.com/static/moodle/tii-icon-1024.pngのURLを貼り付けると、Turnitinの課題を示すTurnitinアイコンがユーザーに表示されます。
- 「サービス」セクションの「IMS LTIアサインメントとグレードサービス」で、「成績の同期と列の管理にこのサービスを使用します」を選択します。 「IMS LTI名とロールプロビジョニング」では、「プライバシー設定に従ってメンバーの情報を取得するために、このサービスを使用します」を選択します。 「ツール設定」で「このサービスを使用する」を選択します。
- 「プライバシー」セクションを展開し、すべてのオプションを有効にし、「常に」に切り替えます。
- すべてのフィールドが正しく記入されていることを再確認してください。 次に、「変更を保存」ボタンを使用して、この段階での登録を完了します。
- サイト管理設定の「External Tool」セクションに登録内容が表示されます。 Turnitinで有効にするために、MoodleからTurnitinにいくつかの設定を移行する必要があります。
- 新規登録のメニューアイコンを選択します。
- 登録に関するデータは、画面上のモーダルボックスに表示されます。 turnitin.comからMoodleに情報をコピーするのと同じように、開いている「Turnitin」タブにMoodleから情報を直接コピーする必要があります。 Turnitinの以下のフィールドに記入します。 プラットフォームID、クライアントID、公開キーセットURL、アクセストークンURL、認証リクエストURL。
- すべてが正しく設定されていることを再確認し、「保存」ボタンで登録を完了します。 順調に進んでいる場合は、「設定はほぼ完了です」というメモが表示されます。 最後の手順では、統合を初期化するために、Moodleで仮の課題を作成します。
設定を完了しても、統合の設定画面上でLTI設定のライトが点灯していない場合があります。 しかし、設定ダッシュボードをクリックすると、LTI 1.3オプションが緑色に点灯していることを確認できます。
仮の課題を作成する
1つのTurnitinアカウントに複数のMoodle環境を接続することはできません。
- Turnitinを追加したいコースに移動します。
- 編集をオンにして、アクティビティまたはリソースの追加のリンクを選択します。
- Turnitinアクティビティを選択します。
- 「コンテンツの選択」をクリックします。 これを選択すると、課題のディープリンクが有効になります。
- 新しいウィンドウに、あなたのアカウントをTurnitinに接続するオプションがあります。 turnitin.com経由でTurnitinを使用している場合は「Global」を、turnitinuk.com経由でTurnitinを使用している場合は「UK」を選択してください。
- 登録作成に使用したTurnitinアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。 これは、登録が正規のものであることを最初に認証するために必要です。
- LTI 1.1統合に使用したアカウントと同じアカウントを選択します。 「次へ」ボタンで次に進みます。
- 確認画面で内容を確認します。 すべてが正しく表示されたら、「確認して完了する」ボタンを選択してセットアップを完了します。
- モーダルボックスを閉じます。
- Turnitinが正しく機能していることを確認するには、もう一度「コンテンツの選択(Select Content)」を選択します。
- 成功すれば、LTI課題がロードされます。 必要事項を入力し、「送信」を選択します。
- 課題名はTurnitinからMoodleに送信されます。 「保存してコースに戻る」を選択します。
- このテスト課題は削除してもかまいません。