お使いのMoodle本番環境に、すでにLTI 1.1が統合されている場合、Moodle 1.1を1.3に変換することに関するガイドを参照してください。
このガイドの内容は次のとおりです。
TurnitinでLTI統合を設定する
2023年12月11日にMoodleがバージョン3.9、3.11、4.0のセキュリティサポートを終了したことにより、TurnitinはこれらのバージョンのMoodleに対するプラグインのサポートも終了しました。 Moodle 4.0またはそれ以前のバージョンを使用している場合、必ずMoodleのバージョンを更新してください。
MoodleでのLTI 1.3の登録プロセスでは、いくつかの手順を順番に行う必要があります。 この手順では、ご自身でTurnitinからMoodleに情報を入力し、TurnitinのいくつかのフィールドにMoodleから情報を入力する必要があります。
- グローバル機関に所属している場合は、turnitin.comからTurnitinアカウントにログインしてください。 または、英国の教育機関に所属している場合は、turnitinuk.comにログインしてください。
- 画面上部のドロップダウンメニューで、管理者ビューが有効になっていることを確認します。 「インストラクタ」または「学生」が選択されている場合は、「管理者」に変更してください。
- 管理者ホームページの「統合」欄に「未設定」または「設定済み」ボタンが表示されます。
- 統合がすでに設定されている場合は、「設定済み」ボタンを選択し、手順4に進みます。
- 統合が設定されていない場合は、「未設定」ボタンを選択し、手順4に進みます。
- 統合がすでに設定されている場合は、「設定済み」ボタンを選択し、手順4に進みます。
- 「LTI 1.3」ボタンを選択し、設定ページを開きます。
未設定の統合は、ステータスボタンが点灯していません。 黄色のステータスボタンは、統合が部分的に構成されていることを示します。 緑色のステータスボタンは、統合が完全に構成されていることを示します。
設定を完了しても、統合の設定画面上のLTI設定の点灯では、有効になっていないとう表示になります。 しかし、統合ダッシュボードをクリックすると、LTI 1.3オプションが緑色に点灯します。
- 「使用開始」ボタンを選択し、設定ページを開きます。
- すでに登録済みの場合は、登録ダッシュボードから「新規登録を作成」ボタンを選択します。
- すでに登録済みの場合は、登録ダッシュボードから「新規登録を作成」ボタンを選択します。
- ドロップダウンからMoodleを選択します。
- 登録に名前を付けます。
- Moodleにコピーして貼り付ける必要のある情報は、Turnitin Feedback Studioセクションに自動入力されます。 コピーの正確性を確実にするために、該当フィールドの「コピー」ボタンを使用してください。
- Turnitinタブを開いたまま、新しいウィンドウまたはタブを開き、管理者としてMoodleにログインしてください。
- 管理者ダッシュボードから、「サイト管理」、「プラグイン」、「アクティビティモジュール」、「アクティビティの管理」、「External Tool」、「External Toolの管理」の順に移動します。
- 「ツールの管理(Manage Tools)」ボックスから、「ツールを手動で設定する(Configure a tool manually)」(例:Turnitin)を選択します。
- 次に、turnitin.comからツールURLをコピーし、MoodleのツールURLフィールドに貼り付けます。 説明フィールドは省略可能です。
- LTIのバージョンをLTI 1.3に変更します。
- 公開キータイプをキーセットURLのままにします。
- turnitin.comから、以下の3つのフィールドをコピーします。 ツール公開キーセットURL、ログイン開始URL、リダイレクトURIを対応するMoodleフィールドに貼り付けます。
- ツール設定の使用方法については、アクティビティ選択肢に表示するか、設定済みツールとして表示するかいずれかを選択します。
- デフォルトの起動コンテナには、「ブロックなしの埋め込み」を選択します。
- 「ディープリンクをサポートする(コンテンツアイテムメッセージ)」チェックボックスをチェックして、登録時に有効にします。
- 「さらに表示」を開き、https://www.turnitin.com/static/moodle/tii-icon-192.pngのURLを貼り付けて、TurnitinアイコンがユーザーにTurnitinの課題を示すようにします。
- 「サービス」セクションの「IMS LTIアサインメントとグレードサービス」で、「成績の同期と列の管理にこのサービスを使用します」を選択します。 「IMS LTI名とロール プロビジョニング」では、「プライバシー設定に従ってメンバーの情報を取得するために、このサービスを使用します」を選択します。 「ツール設定」で「このサービスを使用する」を選択します。
- 「プライバシー」セクションを展開し、すべてのオプションを有効にし、「常に」に切り替えます。
- すべてのフィールドが正しく記入されていることを再確認してください。 その後、「変更を保存」ボタンを使用して、この段階での登録を完了します。
- サイト管理設定の「External Tool」セクションに登録内容が表示されます。 Turnitinで有効にするために、MoodleからTurnitinにいくつかの設定を移行する必要があります。
- 新規登録のメニューアイコンを選択します。
- 登録に関するデータは、画面上のモーダルボックスに表示されます。 turnitin.comからMoodleに情報をコピーするのと同じように、開いている「Turnitin」タブにMoodleから情報を直接コピーする必要があります。 Turnitinの以下のフィールドに記入します。 プラットフォームID、クライアントID、公開キーセットURL、アクセストークンURL、認証リクエストURL。
- すべてが正しく設定されていることを再確認し、「保存」ボタンで登録を完了します。 順調に進んでいる場合は、「設定はほぼ完了です」というメモが表示されます。 最後の手順では、統合を初期化するために、Moodleで仮の課題を作成します。
仮の課題を作成する
1つのTurnitinアカウントに複数のMoodle環境を接続することはできません。
- Turnitinを追加したいコースに移動します。
- 編集をオンにして、アクティビティまたはリソースの追加のリンクを選択します。
- Turnitinアクティビティを選択します。
- 「コンテンツの選択」をクリックします。 これを選択すると、課題のディープリンクが有効になります。
- 新しいウィンドウに、あなたのアカウントをTurnitinに接続するオプションがあります。 turnitin.com経由でTurnitinを使用している場合は「Global」を、turnitinuk.com経由でTurnitinを使用している場合は「UK」を選択してください。
- 登録作成に使用したTurnitinアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。 これは、登録が本物であることを最初に認証するために必要です。
- ラジオボタンを使用して、この登録に関連するアカウントを選択します。 「次へ」ボタンで次に進みます。
- 確認画面で内容を確認します。 すべてが正しく表示されたら、「確認して完了する」ボタンを選択してセットアップを完了します。
- モーダルボックスを閉じます。
- Turnitinが正しく機能していることを確認するには、もう一度「コンテンツの選択」を選択します。
- 成功すれば、LTI課題がロードされます。 必要事項を入力し、「送信」を選択します。
- 課題名はTurnitinからMoodleに送信されます。 「保存してコースに戻る」を選択します。
- このテスト課題は削除してもかまいません。